【評価】おすすめエコタンクプリンター『Canon GIGA TANK G5030』の感想

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Canon GIGA TANK G5030を買ってみた

皆さんプリンターは何を使われてますか?

僕は今までCANON製のカートリッジ型のインクジェットプリンターを使用していました。

ただ、使っていて常々思っていたことが…

詰替え用のインクカートリッジが

高い!

高すぎる!

ということでした。

そして、今回これまで使っていたプリンターが壊れたので、インク代が安いということがウリのエコタンク搭載のCanon製のプリンターG5030を買ってみました。


公式サイトはこちら

実機開封

では実機開封です。

正直ネットショップで購入すると箱がかなり大きくびっくりすると思います。

外観はこんな感じです。

本体は寸法約403×369×166(mm)なので、奥行きが結構あります。

ネットショップっで買われる方は日時指定受け取りなどを利用すると良いと思います。

外観はこのようにシンプルな作りです。

左に黒インクのタンク、右にカラーインクのタンクがあります。

液晶です。

ここで色々な操作をします。

排紙トレイを出すとこんな感じ。

プリンターの全面にスペースがないと厳しいかもしれません。

給紙カセットです。

用紙250枚まで収納出来ます。

後方の給紙トレイです。

100枚まで給紙出来ます。

前の給紙カセットと合わせて350枚までストック出来ます。

また厚くて硬い紙などはこの後方給紙トレイにセットすると紙を曲げずに印刷出来ます。

黒インクのタンクです。

インクの残量が見た目でわかるようになっています。

内部です。

両端の青い蓋を空けてインク補充をします。

インク補充はそんなに難しくないです。

この注入口にインクボトルを突き立てるだけです。

外部出入力端子はUSBTypeBとLANポートです。

レビュー

価格は高くない

本体の実売価格は2~3万円くらいとインクカートリッジ式のプリンターなどと比べても特に高いわけではありません。

むしろG5030のプリンターとしてのスペックを考えると安いのではないでしょうか。

低ランニングコスト

エコタンク搭載プリンターG5030をオススメする最大の理由はコレ!

上の表を見ていただければわかると思いますが、モノクロ1枚0.4円、カラー1枚0.9円ととても安いです。

ランニングコストについてはインクカートリッジ式のプリンターはもちろん、レーザープリンターと比較しても十分安いと思います。

僕は元々家庭用のインクジェットプリンターのインクカートリッジの価格の高さが嫌になり互換カートリッジを使ったりしていました。

ただ互換カートリッジって故障のリスクが大きすぎるんです。

しかも故障した場合メーカーの保証が受けられないですし。

また、それならばプリンターを持たずにコンビニや近くのキンコーズなどに行って印刷した方が、プリンターの価格を考えると安いのではないかとさえ思っていました。

でもこのプリンターを買ってみると、そんな考えは吹っ飛んでしまいました。

もうG5030買っておけば印刷のランニングコストの問題は解決です笑

インクが大容量

正直、家庭用プリンターを使っていて何よりもめんどくさいのは、僕の場合インクカートリッジの交換です。

予備のカートリッジをストックしておいて、インクが切れる度にカートリッジを取り替えるのは少量の印刷の場合は気にならないのですが、量が多くなってくるとめんどくさくなってきます。

G5030であればインクタンクがカートリッジ85個分の容量なので、カートリッジ交換の機会が85分の1に減ります。

もうほとんどインク交換をすることはなくなりました

このプリンターが経年で壊れるまで後何回くらいするかなというレベルです。

カートリッジの予備を揃えておく手間、場所も不要になりました。

インクの減り方

とにかくインクが減らないです。

今までカートリッジ型のインクジェットプリンターを使用しているとその差は明らかです。

500枚程度印刷をしてみましたが、どの色のインクも半分も減ってません。

年賀状や書類を数百枚程度印刷するだけでカートリッジを替えなければならなかったカートリッジ式とは違い、家に何個かカートリッジを持っておく必要はなさそうです。

印刷品質

クリックで大きくなります。

モノクロ印刷

このプリンターでは、黒は顔料インク、黄色、シアン、マゼンタは染料インクを使用しています。

よってにじみなどがなく黒の印刷がとてもキレイです。(一般的に染料インクはにじみやすいです。)

また他のプリンターで印刷した書類に比べて文字の色がくっきりとしていて見やすいです。

色が濃すぎて刺々しい感じもありません。

カラー印刷

カラー印刷も特段キレイという印象はありませんが、最近の他のプリンターで印刷したものと同じくらいの品質はあります。

イラストなども印刷業者さんにお願いした場合にはさすが負けますが、イラストや漫画自体を販売するような使い方をしない限りキレイだと思います。

いくらエコタンク搭載の業務用プリンターと言っても、イラストを商品品質で大量に印刷するという用途には向いていないと思います。

写真印刷

この機種は業務用プリンターなので、本来は写真印刷には向いていません。
(写真印刷用のプリンターはめちゃくちゃ高いです)

よって、本格的できれいな写真を印刷(ハイアマチュアクラス)しようと思うと物足りないと思います。
(いないと思いますが…笑)

しかし、それでもそこそこの画質はあります

きちんと専用の用紙を使えば、ネットプリント程度の画質の写真ならば印刷可能です。

自分で使用する写真くらいならば十分に実用に耐えると思います。

印刷速度

上記モノクロ文書を1枚印刷するのに3秒程度です。(カラー写真で40秒程度

一昔前のプリンターを使って印刷するとモノクロ文書1枚印刷するのに15~20秒程度平気でかかっていたので、すごく短く感じます。(カラー写真で1分30秒程度)

仕事などで大量に書類を印刷する必要があるときには本当に助かります。

印刷音

とにかく静かです。

一昔前のプリンターだとガチャガチャとうるさかったのですが、このプリンターは全くうるさくありません。

寝室で寝ながら使ってもプリントしても気にならないくらいに静かです。

もちろん音はゼロではありませんが、ギーギーという音ではなく、スムーズな音なので気になりません。

給紙

全面と背面のトレイ合わせて350枚まで用紙がセットできます。

大量に印刷するときにこまめに用紙を追加しなくて良いのでとても楽です。

また前面の給紙トレイがあるのでとても便利です。

これがないといちいち用紙がなくなると、手を伸ばして後ろのトレイにセットしなければならないです。

さらに後ろにトレイを伸ばす分、設置場所を奥行きがある場所にしなければなりません。

全面の給紙トレイがあることによって設置スペースの節約になります。

液晶パネル

よくネット所の評判でG5030は液晶パネルの表示が見にくいというものが多いです。

液晶画面にバックライトがないからだと思います。

上の画像のような感じで表示されます。

確かにタッチパネルや高画質液晶が溢れてる現代ではこれは見にくいのかもしれません。

しかし、一昔前までの電子機器は全てこんなものでしたので、僕にとっては古臭いけど特に違和感はありません。

そして実際に使ってみた僕の感想としては特段液晶の表示が見にくいというということはありませんでした

また液晶パネルを見て操作することってそもそもそんなにないので、見にくいかどうかを気にする必要もないと思います。

複合機ではないことはメリット

このG5030はプリンターのみであり、スキャナーなどの他の機能は付いていません。

これは一見不便に見えるかもしれません。

しかし、プリンターの一部機能が壊れた場合のことを考えるとデメリットではなくメリットとも言えます。

もし、プリンターとスキャナーの複合機を買ってプリンターの部分だけ壊れてしまった場合どうしたら良いでしょうか?

スキャナーの部分はまだ使えるのに本体ごと買い直しますか?それともスキャナーのためだけに壊れた機体を手元に置いて、新しいプリンター機能だけのプリンターを買い直しますか?

しかし、複合機を買わずに最初からプリンターとスキャナーを別々に買えば、このような問題は起こりません

よって、G5030が複合機ではなくプリンター機能だけのプリンターであることはメリットとも言えるのです。

(ちなみに同シリーズには複合機もあるので、この辺は好みの問題だとも言えます。)

プリントヘッドの価格も安い

カートリッジ式のインクジェットプリンターではプリントヘッド(インクを吹き出す部分)はカートリッジと一体化しています。

インクがなくなりインクカートリッジを変えるときにプリントヘッドごと変えることになります。

これによりプリントヘッドの故障というものは起こりにくくなっています。

しかしG5030はエコタンク搭載プリンターなので、中身のインクだけを補充します。

このことから、プリントヘッド(インクの詰まりなどで結構壊れやすい)などが壊れた場合は別途付け替える必要があります

そうなると、メーカーはまたカートリッジ式のプリンターと同じで、プリントヘッドの価格を高くして、本体のコストを回収しているんだろうと思うかもしれませんが…

なんとこのプリントヘッド、実売価格1000円から2000円で買えてしまいます。

よって、プリントヘッドが壊れたときも高額のコストがかかることはありません

自動両面印刷

最近の家庭用廉価プリンターには自動両面印刷が付いていないものも多いです。

しかし、自動両面印刷が付いているものといないものでは天と地ほどの差があります。

両面印刷を業務で使う場合、紙を手動で裏返していたらいくら時間があっても足りません。

また個人利用でも紙代を節約したい場合などには両面印刷を使う場合が多いですよね。。

そしてG5030には自動両面印刷機能が付いているので、迅速に大量の書類の印刷をすることが出来ます

デメリット

初期設定

ドライバのインストール

初期設定はPC側のドライバとソフトのインストールは付属のCDから行うかネット上からダウンロードして行います。

これは表示される指示に従っていけば簡単に出来ます。

Wi-Fi設定が自動でできない

しかし、僕の場合はWi-Fi設定を自動で行うことは出来ませんでした(普通はできるみたいです)。

ただ、このような事例はネット上でも結構あるみたいです。

解決法としてはプリンターとPCをUSBケーブルで繋いで(ただし、USBケーブルはこの製品に付属していないので別途購入が必要)設定することです。

これで大抵はうまくいくはずです。

それでも駄目ならばプリンター本体側を操作して設定する必要があります。

しかし、プリンター本体側を操作するといっても説明書や機器表示の指示通りに行うだけなのでさほど難しくはありません

その他

その他は正直言って見当たらないです。

強いて言うならば、本体が少し大きいということくらいですかね。

まぁ自動両面印刷が付いている分大きくならざるをえないわけですが。

まぁ後はプリンター自体の耐久性がデメリットになるかですね。

これについてはこれから1年ほど使ってみて追記致します。

まとめ

今回は今まで使っていたプリンターが壊れたので買い替えたわけです。

しかし、はっきり言って仮にプリンターが壊れなくても買い替えた方が良いと言いきれるほどにG5030は良いものでした。

まで使っていたインクジェットプリンターを使い続けるよりも、ランニングコストを考えると費用は圧倒的に安いですし、印刷は早いキレイ、静かと良い事しかなかったです

ぜひ皆さんもプリンターを買い替えるのであればG5030をオススメします!

なおこのCanonのエコタンク搭載プリンターシリーズの他の機種もぜひおすすめします!


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