当記事を多くの方に見て頂けているみたいで嬉しいです。
DMでの合格報告ありがとうございます。
はじめに
DIY大好き人間としては電気関係の工事は避けては通れません。
(電気関係をやらなくてもDIYはできるのですが、電気関係の工事が出来るとかなり出来ることの範囲が広まります。)
というわけでDIYに役に立つ最もお手軽な資格である第二種電気工事士試験を受験してきました。
(もちろん「一発合格」してます。)
前半は学科試験について書いてますが、最後に技能試験についても記述します。
難易度
勉強法なんて大袈裟なタイトルを付けていますが、勉強法自体は実は大したことありません。
なぜならば学科試験の難易度自体が非常に低いからです(笑)
だから、真面目に勉強すれば、この記事を読まなくても誰でも確実に合格します。
(よっぽど運が悪い場合を除いて…)
でも真面目に1週間も2週間も勉強して受験するのはめんどくさい、忙しい、遊びたい、時間の無駄だ、もう試験は明日なのに無勉なんだけど…
そんな方に向けての記事です。
前提条件
高校は普通科、大学も電気関係とは無縁でした。
二種電工試験との関係で元々あった知識は中学高校の理科・物理くらいのものです(それもほとんど忘れてた)。
具体的に言うと蛍光灯とledライトとスイッチとコンセントは知ってて、オームの法則の言葉くらいはまぁギリギリ覚えているくらいというものでした。
まぁ完全に知識0ですね。笑
他の短期合格者との違い
前提知識の違い
他のサイトなどの短期合格者は大抵、直接は電工とは関係ないが、隣接職種・類似領域を仕事にしてる・理系分野のホワイトカラー・電験を持ってるなどという方が多いと思います。
そうでなくてもなんらかの試験においてのアドバンテージを持っている方がほとんどで全くの知識0の人には役にたたないことがたくさん書かれています。
その点僕は上にも書いている通り本当の意味での知識0です。
よって、以下で説明する方法をとれば知識0からでも試験に一夜漬けで合格することは可能だと思います。
圧倒的に不真面目です!
他の合格者さんはなんだかんだで真面目です。(当たり前ですが…)
最低限これだけの知識を覚えれば、合格出来ますと書いてますが、正直量が多すぎです。
それだけの知識があれば、試験中頑張れば満点合格出来るのでは?という知識量です。
ただ、僕は不真面目なんで…(笑)
難しい問題や勉強量・知識量・解答時間比較でコスパが悪い問題はさっさと捨てちゃいます。
よって以下で示す知識は「60点取る」これだけを目標としたものです。
(正直、この試験マークシートなんで、50点分くらい確実に解答できれば、後は適当にマークしても、期待値上合格しちゃうんですよね笑。こういう思考をするレベルまで僕は不真面目です笑)
勉強時間
試験前日は土曜日で日中しか予定もない日だったので、6時間ほど勉強しました。
18時から24時くらいまでです。
試験当日はこの試験は試験時間が15時からと遅いので、午前中の9時から11時までの2時間ほど勉強しました。
2日間で勉強時間は合計8時間くらいですね。
学生時代の「一夜漬け」って本当に徹夜で前日の15時くらいから翌朝の9時くらいまで勉強していたので、まぁその半分くらいしかしていません。
本当に「一夜漬け未満」の勉強時間ですね。笑
試験当日
試験当日は試験時間始まって30分弱くらい(20分くらい?)で解き終わってました。
(特に急いだわけでもなく、むしろ本番ということでかなりかなり慎重に解きました。それでも余裕でした。)
問題全体を5回くらい見直して(心配性なので笑)も絶対に正解の自信のある問題が35問、一応解けてはいるが確信までは至らない問題(自信度7割くらい)が10問くらい、自信がない・わからない問題が5問くらいでした。
マークシートの解答欄ずらしなどのミスがない限り、合格点は超えている自信があり、さらに高得点を目指す気はなく、足切り(合格点)さえ超えていれば良いという考えだったので、試験開始後1時間辺りで途中退室しました。
(早く出ることで、他の受験生で一杯の電車に乗らなくて済むかつ試験後に予定があったことから)
※電工二種の試験は、競争試験(合格者の人数があらかじめ決まっている試験)ではなく、また二次の実技試験に、学科試験の点数が影響する試験でもなく、単に全体の六割(30問)解ければ合格する試験です。
したがって以下の勉強法をして頂ければ、試験本番ではこれくらいの自信度で解答出来て、試験時間にも余裕を持つことが出来ます。
結果
わからなくて適当にマークした問題などは運が悪く全て外れていてかつ、問題の読み間違いなどの凡ミスも結構ありましたが、41問正解(82点)で無事合格出来ました。
この得点は満点を目指すという方以外は十分に満足出来る点数ではないでしょうか?
(僕も一応この得点には満足していますが、運が良くて、ミスがなければ90点以上も普通に取れてたなとも思っています。残念です。)
ということで、今回お伝えする勉強法は、学科試験は八割取れればいいやくらいの方へ向けた勉強法です。
理解度
電気工事士試験に合格した今でも、未だに計算問題などは、オームの法則と合成抵抗の問題くらいしかわかりません。(他の計算問題はそもそも見たことがないので知りません。)
多くの器具の使い方などわかりませんし、何に使うものかもわかりません。
また、部品などもどこにあって、何のために使うかもほとんどわかりません。
(配線?などが何ミリとか、どこで何を使うかもわかりません。)
検査方法も何故検査するかもわからなければ、検査方法の詳細も、何を使うのかもイマイチわからないです。
法律もわかりません。
(免状を携帯することと氏名書き換えを知事に申請すること、PSEマークくらいしかわかりません。)
複線図って何それ?です。
自分で書いてて本当に合格取り消しにならないか怖くなってきましたが…笑
でもこんなもんでも試験に合格するだけならば出来ます。
まぁ資格なんてどんな難関資格でも取っただけでは何の価値もなくて、どうせ実務についてから実務対応の勉強をするんで、この程度の知識でも合格させて良いのかもしれませんね…
使用教材
教科書
2019年令和元年版 スマホで資格 第二種電気工事士 筆記: 最新2018年後期を含む過去問18回分900問から、問題を独自分析で抽出
※僕の受験した当時はコレ。
最新版 スマホで資格 第二種電気工事士 筆記: 過去問20回分1000問を、独自分析で抽出
※現在はコレ
スマホやタブレットで見れて、価格も安いし最高です!
教材は本当にこれだけ。
しかもこの本の中でも、後半の問題解説や暗記用部分は全く読みません。
(※著者のオススメする使用方法とは異なります。著者の使用方法でも世間の勉強法に比べたらかなりコンパクトな勉強法ですが、今回紹介する勉強法はさらにその半分以下の勉強量です。)
使うのは前半の解説部分だけです(100ページもないです)。
え?嘘だろ?と思う方も多いかもしれませんが、本当にこれだけです。
この本は、過去問を徹底的に分析して、試験に出る最小限の知識のみが書いてあります。
あまりによく出来ているので、これ以外の本を使う必要がありません。
是非、この本と僕を信じて、この本一冊に絞って勉強してみて下さい!
※出版年度等はあまり関係ありません。試験傾向はここ10年以上変わっていませんし、繰り返し同じような問題が出されているだけですから…安心してご購入なさって下さい!
(2023年試験も確認しています。2024年度試験も対応してます!)
過去問
通常他の資格試験では、多くの方は教科書等を読む前に過去問を解く方が多いと思います。
(仮にこれをなんらかの理由でしなくても少なくとも試験前に過去問を解くと思います。)
しかし、今回僕は勉強を始めたのが試験前日で時間もなかったので、過去問は一度たりとも目を通していません。
(上記参考書の中の過去問解説の部分は全て読み飛ばしています。)
確かに、この試験は過去問と全く同じ問題、同じ肢や類題が出る試験らしいので、過去問を解いた方が良いと思われる方も多いと思います。
(僕は過去問を解いていないので、類題や全く同じ問題を何題か落としてるみたいです。)
しかし、過去問なんか解いていたのでは一夜漬けでは間に合わないですし、解いたところで数問正答が増えて、正答率が8割から9割や満点になるくらいなので、特に解かなくて良いと思います。
網羅型参考書の使用について
世の中には「網羅型参考書」というものがあります。
これは試験に出る範囲を網羅的に解説したものです。
(なお、試験機関発表の試験範囲を解説したものだけでなく、試験に出やすい範囲を網羅的にまとめた参考書もここでは網羅型参考書といいます。)
受験で言うと数学の青チャートなどが有名です。
(典型問題を修行僧のように繰り返し解くあの本です。)
他には各資格試験にある辞書のような出題率がA~Cなどで載っている分厚い参考書も網羅型参考書です。
このような網羅型参考書は学校等に行っていて普段の予習復習に加えて、その進行速度に合わせて解くなどというように、時間に余裕のあるときに使うのは良いかもしれません。
また、合格ラインは余裕で超えていて、さらに100点を目指す、主席合格を目指すなんて場合に使うのも良いでしょう。
しかし、試験までに時間がない、最低限の勉強で合格したいというような場合には絶対に使ってはいけません。
確かに最低限の内容に絞ったこの記事で紹介するような本を利用すると、本に載ってないところから出たらどうしようという不安もわかります。
(そんな問題はどうせ他の受験生も解けません。素直に捨て問にしましょう。)
正統派の勉強をして、多くの知識を身に着け、周りの受験生にドヤ顔したい気持ちもわかります。
(しかし、この試験は順位の発表がないのであまり意味ないと思います。合格点を超えれば皆等しく合格です…)
繰り返しますが、網羅型参考書で勉強をしようなんて間違っても思わないで下さい。
この記事で紹介する本で、以下のような勉強をすれば95%は合格します。
(残りの5%はマークミスや体調不良などで運が悪かったってことで…)
是非僕を信じて勉強して下さい!
超短期間勉強法
読む部分
上の本はかなりまとまってますが、それでも無駄な部分も多いです。
まず上の本は過去に出た問題分析して内容を「すごく簡単」「簡単」「普通」「難しい」「すごく難しい」のご段階に分類して、章立てしています。
そこでこの章立てに従って読み方を以下解説します。
とても簡単
1回目
この章をまず一回読みます。
知識0で初見だとこの「とても簡単」でも全然知らない、わからないことが多いと思います。
我慢して最後まで読みましょう。
多分30分~60分くらいで読めると思います。
2回目
次に二回目を読みます。
二回目はきちんと理解しながら読む、暗記出来ることは暗記しながら読んで下さい。
二回読むとこの章の8割くらいの内容は理解でき、覚えることも半分くらいは見覚えあるくらいになると思います。
多分30分くらいで読めると思います。
なお、器具や材料の名前は正確に覚える必要はなく、写真や記号と名前が一致するくらいで十分です。
3回目
3回目は2回目で覚えられなかったこと、理解出来なかったことだけを読みます。
この章の内容の100%暗記を目指して読みましょう。
そして、それでも理解できなかったことや暗記項目(出題数が一回など)のものは以後思い切って捨てて下さい。
そうするとここでこの章の内容の全体の90%くらいは覚えることになるはずです。
時間ももう15分くらいで読めるはずです。
4回目5回目
当日の朝などに時間の許す限り回して、上記で残ったこの章の内容の90%くらいを完璧にして下さい。
そして本番ではこの章の内容で解ける問題の90%を正答して下さい。
そうすると内容全体の90%×正答率90%で試験では8割は得点出来ます。
この章は絶対に外せない得点源です。
簡単
この章も「とても簡単」と同じ要領で5回ほど回せば90%は解けるようになると思います。
この章も得点源です。
確実に抑えていきましょう。
ただ、この章は「簡単」に比べて理解しにくい部分も結構出てくるのではないでしょうか。
なぜならば、実務を全くやったことないのに、機材や部品の特徴、検査の仕方なんて想像出来ないからです。
そんなときは理解するのは諦めましょう。
そこで、もう諦めて単純に「何に使う機材なのかわからないけど、こういう特徴、この検査は何のためにやるかわからないけど、この数字が出てれば正解」というように機械的に暗記していきましょう。
それでも十分に正解出来ます。
終いには本書にはこの選択肢が出れば、これがまず正解の選択肢なんてことまで書いてあります。笑
これも丸々覚えましょう。
正直言って邪道だし、実務では使えないとは思いますが、まずは目の前の試験に合格することが大切です。
普通
ここは法令の章ですね。
ここに記載されている内容だけを完璧に覚えて下さい。
免許は常に携帯、氏名は知事に申請、PSEマークと特定のものの代表くらいを中心に覚えることになるでしょう。
それ以外は捨てて下さい。
それでも出題3問中2問は取れます。
ここは2回くらい読んで、全部で20分もかからないと思います。
難しい
ここがこの本の著者の考えと違う章です。
この章の内容について、著者は「わからかったら飛ばして良い」と書いています。
しかし、この章の内容は理解すること自体は少なくて、また簡単で、覚えてしまえば単純に得点出来てしまうものなので、全て丸暗記してしまって下さい。
(出題数が一回など極端に少ないものは、暗記しなくても良いです。)
この章の内容はとにかく覚えて得点源にして下さい。
(この章の内容も9割は普通にとれます。)
覚える量は少ないのに簡単に4,5問は得点出来てしまいます。
大体1,2度読めば内容は理解出来ると思いますし、後は表、公式、呪文などを丸暗記しましょう。
全部で一時間もかかかりません。
とても難しい
捨て問
この章は内容がタイトルの通りとても難しい計算問題です。
多分内容を理解する、公式を覚えるとかなりの時間がかかると思います。
(ゼロからだと10時間くらいかかりそう…)
よってこの章全体を捨て問にしても構いません。
むしろ解かない方が良い
さらに言うと、正直、内容を理解出来たり、元々知っていてもここを得点しにいくのはオススメしません。
実は電工試験は試験時間には余裕があるので、計算問題をやっても全然時間が足ります。
しかし、この試験は計算問題を取りに行って高得点を取ったとしても特に実技試験にメリットがあるわけではありません。
よって、計算問題を捨てて、計算問題以外をさっさと終わらせて、試験場を途中退出して、ご飯でも食べに行った方がよほど時間を有効活用出来ます。
(僕も実際にそうしました。この章を勉強する時間10時間と試験の省略時間の1時間の合計で11時間も時間を節約出来ました。)
また、この計算問題に意識が行ってしまって、他の簡単な問題をケアレスミスで落としてしまうと普通に落ちてしまうので、それならば最初から、計算問題を捨ててしまう方がよっぽどマシです。
あえてやるとするならば…
どうしても不安で計算問題をやりたいという方もいるかもしれません。
それならば小中学生レベルの知識で余裕で解ける「合成抵抗」「分流」「熱量計算」くらいをやれば良いのではないでしょうか。
(この辺は一度読めば、昔勉強した内容を思い出して解けると思いますし、計算時間も10秒くらいなので時間効率も良いと思います。)
これらの計算をやっておけば2,3問は拾えます。
不安ならば…
上記のオススメテキストだけで絶対に合格出来ますし、他の参考書をやるのは記憶が混乱する&時間の無駄なのでオススメしません。
しかし、それでも不安だという方は上記2冊の参考書が良いと思います。
本の分量が少なく、本の価格もとても安いからです。
ちなみに僕は買ってはいますが、試験前には1Pたりとも読んでいません。
この記事を書くに当たって、改めて読んでみて、結構役に立つなと思っておすすめしています。
技能試験は…
教材
技能試験はとにかく練習材料と工具を買って練習して下さい。
お金が物を言う試験です。笑
ほかに言うことはありません。それだけです。
(試験内容自体はとても簡単です。プラモデルを作るよりはるかに簡単です。PCの自作程度のレベルです。)
値段はかなり高いですがこの練習セットだけは絶対買ってください。
そして、中に入っている講習DVDを見て、自分で組み立ててみて下さい。
(この講習DVDはよく出来ているので倍速で1、2度見れば十分理解できるはずです。)
あと、材料は一回分で十分過ぎます。
正直、組み立ての練習は2回もやらないです…
(たまに2回分を薦めているWEBサイトなどがありますが、本当にそんなに練習やってるのかと疑問です。)
こちらでは材料や工具、上の技能試験対策セット購入・レンタルできます!
購入よりオトクですし、材料のゴミ捨てなども楽なのでオススメです!
(工具は試験用と実務用は別物なので、試験のときしか使いません。また、練習材料の電線やコンセントなども試験後のゴミ捨てが面倒なので、レンタルをオススメします。)
練習法
時間を図ってやること
実技試験の重要ポイントは「時間」です。
作業自体は上にも書きましたが、大して難しくありません。
よって時間を常に計り、時間内に間に合わせことを最優先に作業しましょう。
なお、上記おすすめ材料セットのDVDには複線図を書かないで組み立てる方法が解説してあり、時間節約のためにはかなり有用です。
さらに時間短縮のための裏ワザ的なことは大体このDVDで解説してあります。
僕は練習初期段階では、制限時間ギリギリで完成か、制限時間をオーバーしていました。
ただ、このセットで練習した結果、本番では10分弱余り(32分ほどで作業完了)、余裕を持って見直しまで出来ました。
実技試験でもなぜか「20分で完成した…」など作業時間の早さを自慢をする方がたまにいます。
(ちなみに上記の僕の作業時間については全く早くありません。制限時間の八割程度の時間というのは、作問者が想定している模範作業時間だと思われます。よって、上記時間の記載はあくまで標準的なラインを示して、読者の皆様に参考にして頂きたいだけです。)
実技試験はタイムレースではありません。
また作業時間が席次に影響することも、席次が発表されることも、席次が就職等に影響することもありません。
よって、制限時間に間に合えばそれより早く完成する意味は全くありません。
制限時間に間に合いさえすれば皆平等に合格です。
むやみやたらに作業時間を早めようとしなくて良いのです。
ただし、見直しの時間を作るという意味では、5~10分程度の余裕をもって完成した方が良いことも事実です。
早く完成させすぎる必要はありませんが、余裕があれば制限時間より多少早く完成した方が良いと思います。
(どんな試験でも同じですね。)
選抜問題をやる
全部の候補問題をやるのも良いですが、候補問題は13問もあり、全部やるのは大変です。
オススメは難しそうな問題(5問くらい)を抜粋してそれらをやることです。
(難しい問題は人によって全然違います。その人の癖が出るからです。よって問題をざっと見渡して難しそうな問題を抜粋しましょう。)
難しい問題には簡単な問題で使われる技術が全て含まれるので、難しい問題を数題やる方が効率が良いです。
簡単な問題については頭の中でイメージトレーニングをしておけば十分だと思います。
欠陥事由を常に意識する
下記ページより欠陥事由一覧をダウンロードして、欠陥事由に当てはまらないことを念頭に置いて作業して下さい。
参考書にこの欠陥事由一覧は載ってないことが多いので是非ダウンロードしてみて下さい。
(この欠陥事由一覧が試験において一番大事なのに載ってない参考書が存在することが不思議です…)
まさにこの欠陥事由一覧こそが実技試験の採点基準です。
わざわざ試験団体が採点基準を公表してくれているのですから、読まないのはもったいないです。
また、この欠陥事由一覧を読んでおくと試験場で思わぬ失敗をしても、ここまでは大丈夫、これくらいは気にしなくて良いと思えるので、現場での安心感が全く違います。
必要な工具
必須工具
この2つの工具だけは高いですが絶対買って下さい。
試験後は絶対に使わないですが、お布施だと思って…笑
これがなくても合格出来ますが、あるのとないのとでは合格率に雲泥の差があると思います。
繰り返しますが絶対買って下さい。
なお工具が安いお店はこちら。
その他工具、便利グッズについて
他の工具は元から持っているものがあればそれを使えば十分です。
ex.ドライバー、ペンチなど
(ラジオペンチ、普通のペンチなんかは上記の必須工具で代用出来ます。)
なければ百均とかのものでも良いです。
メジャーなんかも無ければ、普通の30cm定規とかで良いです。長さはそんなに厳密に採点されているわけではないですし。
また、この試験のための他の便利グッズ的なものはいらないです。使わないです。
ex.合格クリップ、万能工具など
電工ナイフ、ウォーターポンププライヤーについてはあまり大きな声で言えないので、皆さんのご判断にお任せします。察して下さい笑
(責任も持ちません。)
試験要項によるとカッターナイフの使用が「禁止」ではなく「遠慮」なので、電工ナイフの代わりにまぁ使用出来なくはないのかなとは思います。実際に試験場で持っている方は見かけました。
(僕は使用してませんが。)
ウォーターポンププライヤーについても工具で締めるまでしなくても、「試験上」はネジを手で力いっぱい締めればOKのような気もします。ハズレたり、グラついたりしなければ良いので…
正直試験場の机はとても狭いので、道具は必要最小限にして、机を広く使えるようにする方が合格に近づくはずです。
怪我について
試験時に怪我して、血だらけになると一発アウトなどという噂がありますが…
そんなこと実際にあるのでしょうか?
そのために作業用手袋と絆創膏が必須などと書かれていることもあります。
まぁさすがにこの噂は都市伝説だと思います。
どうしても心配であれば作業用手袋と絆創膏は試験場に持ち込んでも良いか思います。
僕の場合はどうだったかというと、練習段階・試験本番を通して血の出るような大きな怪我はもちろんのこと、電線による引っかき傷すら起こりませんでした。
(面倒くさいので、全て素手で作業しています。笑)
また試験場でも怪我されてる方は見かけませんでした。
ちなみに電工ナイフが危ないと聞きますが、正直包丁で料理するときの方がよっぽど危ないです。
過剰に怖がる必要はないと思います。
技能試験の合格基準
所定の欠陥事由にだけ該当しないように気をつけて下さい。
その他の細部や出来上がりの美しさなどは無視して結構です。
配線の長さの不揃い(失敗の修正等で極端に違う場合も)やコンセントの裏表の違いや、各部品の曲げ方の違いなどは合格とは全く関係ないので、これらがあっても合格します。
(これらのことをやってしまうと、合格見本と違い、不格好な完成品が出来てしまい、気持ち悪いですが、全く問題ないです。)
また、欠陥事由の採点は激甘です。
試験後に「あっ、やってしまったな…」と思っても大抵合格します。
僕もいくつか欠陥事由かも…と思ってましたが合格しました。
まとめ
今回、電工2種の超不真面目な勉強法をご紹介しました。
正直、他の合格者や実際の電気工事士としてお仕事されている方からは絶対お叱りを受けそうな内容なのですが、まぁこういう合格法もあるよという一例の紹介です。
試験というものは合格してしまえばこちらのものですし、試験前日まで無勉という状態では手段を選んではいられませんので…。
今回紹介した勉強法はそういう方のための勉強法ということです。
実務をやる方(この勉強法で合格して実務をやられる方はいないと思いますが…笑)は合格してからしっかり勉強して下さい。
ただ今回の勉強法で合格自体は必ず出来ます。
この記事を見た方が合格されることを祈っています!
(もし合格されましたら、以下コメント欄よりコメントを下さるととても嬉しいです!)
コメント
この方法で学科は受かりました。ありがとうございます。
ご報告ありがとうございます。
とても嬉しいです!
実技試験頑張ってください!