NEEWERのTT560のレビュー
オート調光(TTLオート)
NEEWERのTT560はTTLオートによる調光は出来ません。
よってマニュアルで調光をしないといけません。
しかし、以下の記事で紹介しているような簡単な計算式を覚えて、簡単な操作をするだけでストロボは使えるのでそこまで大きな問題ではないと言えます。
露出に関しては元々マニュアルで調整したいことが多いです。
また確かにTTLオートはほとんどの高級ストロボには標準で付いている機能ではありますが、カメラとの相性差があり過ぎてカメラによっては使えず、結局は手動で調整することも多いので、個人的には絶対に必要な機能だとは思っていません。
以上から価格が安い分確かにTTLオートはないのですが、使用上それほど問題ではないです。
他のストロボとの同期(二灯ライティング)
Wi-Fiでの同期は別途受信機を使えば可能です。
また他のストロボの光と内蔵センサーによって同期させることも出来ます。
こちらは特に遅延などはなく、多灯ライティングに使うのに全く問題を感じませんでした。
耐久度
僕は今までにNEEWERのTT560の三個ほど買いました。
その中で普通の使い方をして一年以内に壊れたものは1つもないです。
初期不良のものにも当たったことはありません。
(これは運が良かっただけですね。)
もちろん劣化の早い消耗品ですから1年過ぎて壊れたものもありますが、どれも平均して2年くらいは使えています。
多少落としたり、カバンの中でもみくちゃになっても割と壊れません。
構造が単純故に壊れにくいのでしょうか。
以上から耐久性に関しては十分だと言えると思います。
使い勝手
一般的な使い勝手
外観や大きさなどについては他のストロボとあまり変わらないので使い勝手は大きく変わりません。
機能が少なく、作りがシンプルな分使い方を覚えるのが楽で、個人的には他のストロボよりむしろ使い勝手はむしろ良いのではないかと思います。
カメラでもなんでも機材が変わる度に、使い方を覚えるのって意外とめんどくさいんですよね。
ソニー製のカメラとの相性
NEEWERのTT560をソニー製のカメラで使う場合にはクリップオン(カメラの上に付けて使う使い方)では使えないという情報があります。
カメラの端子とストロボの互換性がないらしく、カメラと同期してのストロボ発光は出来ないらしいです。(他社のカメラでは問題なくカメラと同期してのストロボ発光は可能です。)
(追記)後日ソニー製のα6000シリーズ、α7シリーズで試しましたが問題なく使用可能みたです。よってこの噂はデマが個体差ということになります。
ただそもそもストロボをクリップオンで使うことって意外と少ないですし、どうしてもカメラの上からストロボを発光させたければ、カメラ内蔵のストロボを発光させて、その光と同期させて使えば良い(こちらは出来る。)だけなので問題ありません。
ちなみに内蔵ストロボとの同期は正確で特に遅延などを感じることはありませんので、ソニー製のカメラでも実質的にクリップオンと同様に使えると言えます。
中華製
中華製の製品は信用がないですね…
僕も中華製の製品を信用しない人間です。
爆発や発火は極端な例だとしても、壊れやすい、品質が悪いものが多いのが事実です。
(最近は中華製の製品でも良いものがたくさん出てきてますが…)
しかし、NEEWERという会社は中華製ではありますけど結構なブランドなんです。
そのことから信用とまでは行かなくても、他の中華製とは区別して考えても良いのかなと思います。
実際に調べてみたところ機械製品には絶対にある初期不良を除いて、故障などの報告事例が極端に多いというわけではありませんでしたし、爆発や発火などの報告もありませんでした。
価格
価格に関しては上でも書きましたがとにかく安いです。
正直この価格ならば、全く使えないというような極端な場合を除いて何でも我慢出来るレベルです。
正直安いと思います。
まぁ他のストロボが性能に比して高すぎるとも言えますが…
まとめ
【代引不可】NEEWER カメラ/一眼レンズカメラ用 TT560 フラッシュ スピードライト ストロボ Nikon,Canon,Pentax,Olympusなどに対応 【並行輸入品】【05P03Dec16】 価格:3,329円 |
以上よりNEEWERのTT560は他のストロボと比べて実用上などには全く問題なく、安いストロボをおすすめしている僕としては、最もおすすめできるストロボです。
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