SNS用の短い動画を作りたい!
SNSでのちょっとした宣伝やYou Tubeでの短い広告、写真等のまとめ動画を作りたいと思うことってありますよね。
例えば、写真展を開こうと思ったときに、会場の様子をちょっとした動画にして、広告文を書きたい…お店やワークショップの宣伝をしたいなどの場合などです。
確かに、写真だけで広告を作っても良いのですが、やっぱり動画の方が広告効果は高いと思います。
そして、このときアドビPremiereやDaVinci Resolveなどの本格的動画編集ソフトを使って作るのも良いですが、正直たった15~30秒程度の動画を作るのにこれらを起ち上げて使うのはめんどくさいですよね。笑
また、そもそも日常でこのような動画編集ソフトを使ってない場合はこれらのソフトの使い方を1から覚える必要があり大変です。
ただアプリをインストールするのはめんどくさい!
また、このようなちょっとした短い動画を作るのにわざわざ新しいアプリをインストールするのもめんどくさいですよね。
そこで便利なのがブラウザ上で使える簡易動画編集ソフト「flexclip」です。
このソフトはブラウザ上で使えるので、PCにソフトをインストールする必要がありません。
このことから、外出先でも、どのPCにからでも使うことが出来ます。
flexclipを使ってみた(使い方)
実際にflexclipを使って短い動画を作ってみました。
ホーム画面はこんな感じです。
「新規プロジェクト作成」から新しい動画を作ります。
各SNSやYou Tube用にアスペクト比も設定出来ます。
これが編集画面です。
早速作っていきます。
素材として2~3秒くらい短い動画がたくさんあります。
(もちろん自分の手持ちの画像や動画を素材としてアップロードすることもできます。)
これらを組み合わせて作っていきます。
全体の動画構成が決まったテンプレートから作ることも出来るのですが、今回は素材を1から組み合わせて動画を作っていきます。
とは言っても、左の素材プールから再生したい順に動画素材を下のタイムラインにドラッグ・アンド・ドロップするだけです。
簡単ですね。
さながら、ブロックやパズルみたいな感じです。
素材は動画だけでなくエフェクトなどもたくさんあります。
音声素材も豊富にあるので、動画や写真に合わせてBGMを流すことも簡単です。
素材は数百万あるので、このアプリで作った他の動画と完全にかぶることはまずないです。
この時点で考えるのは動画の表示順だけです。
(エフェクトや文字情報、BGMなどは後から挿入すれば良いので、この時点では考えなくて良いです。)
気に入ったパーツをサクサクとタイムラインに放り込んで行きましょう。
小難しいことを考えずに動画がどんどん完成していくので結構快感です。笑
当然、テキストエフェクトはこのように自分の好きな文字に変えられます。
文字の大きさの変更も出来、デザインやフォントの変更も可能です。
このような長めの動画素材もあって、自分の好きな部分だけをトリミングして使うことも出来ます。
結構センスの良い素材が多い印象です。
画質も綺麗です。
こんな感じで写真をスライドショーにして動画化することも可能です。
こんな感じで動画内に埋め込みボタンを設置することも出来ます。
こんな感じで動くエフェクトをつけるのも簡単です。
組み合わせのアイデア次第で作れる動画は無限大です。
しかも、素材を見ながら考えることが出来るので、アイデアも浮かびやすいです。
はいこれで完成です!
30秒程度の動画がもう完成しました。
5分程度で出来ました!
後はエクスポートして、SNS等にアップロードするだけです。
感想
機能が少ない分使い方に迷うことがないですし、ドラッグ・アンド・ドロップで、視覚的・感覚的に動画を作ることが出来ます。
インターフェイスも綺麗でわかりやすいですし、作業中の動作も軽いです。
(Premiere使って動画編集すると重いですし、PCのスペック結構必要なんでここは重要です。)
短い動画を作る上でやりたいことは大抵やれます。
正直、短い広告、紹介、まとめの動画を作るにはとても便利です。
僕も最初に使ってすぐに動画を完成させることが出来ました。
Canvaで良いのでは?(長所)
サムネ作り、簡単な写真合成、簡単な動画作りでは有名なサイト「Canva」がありますよね。
Canvaの方がなんでも出来るので汎用性の高さでは上だと思います。
じゃあCanvaを使えば良いのではないかと思われますよね?
確かになんでもやりたいと思われる場合はCanvaで良いと思います。
ただ「flexclip」には「flexclip」の良さがあります。
それは「素材」の多さです。
数百万の素材がプリインストールされていて、無料で使えるらしいです。
(正直素材の数は多すぎて探すのが大変なくらいでした。笑)
素材の多さ?大したことないじゃんと思われるかもしれません。
しかし、実際に動画を作る上で一番大変なのは素材集め(お金がかかります。)です。
(ちなみに1から自分で動画を撮影するのはもっと大変です。)
この素材が初期から多く入っているので、動画作りの自由度が格段に上がります。
これはflexclipの長所と言えるでしょう。
短所
短所としては、料金が少し高いことと、料金プランがわかりにくいことですかね。
料金プランを整備して、料金が少し下がるともっと使いやすくなると思います。
後は、アプリケーション内に日本語化がうまくいってない箇所が所々にあります。
英語の部分が突然出てくるので、英語が全くわからないと面食らうかもしれません。
また日本語化されていても、日本語がこなれていないので、違和感を感じることもあるかもしれません。
まとめ
flexclipはとても便利なアプリであり、長所が多くありますが、短所も目立ちます。
日本のユーザーは細かいところにうるさいとよく言われますが、こういう細かいところをうまく改善できると日本市場でもヒットするアプリだと思います。
これからの成長に期待のアプリって感じです。
ただ、現時点ではまだまだ「完全に手放しで」オススメとは言い難いアプリです。
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