【レンタル】GMレンズは買わずに借りよう!【カメラ】

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SONYユーザー憧れのGMレンズ

ソニーのGMレンズはソニーユーザーにとっての憧れの最上級レンズです。

性能はもちろん見た目から価格(笑)まで他のレンズとは一線を画したものとなっています。

皆さんも一度はこのGMレンス使ってみたい!欲しい!と思ったことがあるのではないでしょうか?

ちなみに僕は何度も思ったことがあります!

もっとクリアな写りが欲しい、F値を低くして背景をボカしたい、ピントの追従性能を上げたいというような様々な理由からです。

今回はそんなGMレンズについてのコスパの観点からの記事です。

GMレンズは性能が高い

確かにGMレンズは他のソニー製の無印やGレンズはもちろんサードパーティ製のレンズよりも性能は圧倒的に良いです。

それは確かです。

最近はサードパーティ製のレンズの性能もかなり良くなっているのですが、やはり純正の最高級レンズの性能には敵いません

一般的にGMレンズは低いF値のものが多いです。

暗い場所で明るく撮ったり、背景ボカす上で、低いほうが有利です。

またほんのちょっとの差なのですが、極限の場面では画質、オートフォーカス、逆光耐性など性能差が出るのは事実です。

性能がよいことと実際に使いこなすことは違う

正直、GMレンズのF値1.2や1.4が必要な状況ってどれくらいありますか?

また、GMレンズのピント追従性能が必要な動画撮影ってどれだけありますか?

そうなんです。

実はGMレンズのトップクラスの性能が必要とされる場面というのは実はそんなに多くありません

被写体の背景を滅茶苦茶ボカしたい場合は望遠レンズを使えば良いですし、暗い場合にはそのロケーションを避けるかストロボ等で光源を作ってあげれば十分なことが多です。

ピント追従性能についてもどれだけ高速で動く被写体を追う状況があるかです。
(もちろん、スポーツの撮影やカメラワークによっては必要な場合もあります。)

そういうことから、GMレンズは常に保有しておかなけらばならないレンズというわけではなさそうです。

持っている人が多い理由

それでもGMレンズを持っている人は多いというのも事実です。

そこでGMレンズを保有している理由について考えてみました。

これはあくまで僕の私見であり、他にも多く理由はあると思います。

しかし、結構当てはまっている方も多いのではないでしょうか。

保険

上記のようにGMレンズでしか撮れない状況というのは少ないです。

しかし、プロカメラマンとなるとどんな状況にも対応出来ないといけないです。
(プロカメラマンといえど、GMレンズが必須となる状況はそんなに多くないと思いますが…)

現場で「手持ちの機材では撮れないので、この撮影は出来ません」なんてことは言えないと思います。

そこで、そんな自体を防ぐためのお守りとして持っているということが考えられます。

税金対策

これまたプロカメラマンの場合に限定されることですが、GMレンズはとても高いです。

Gや無印、サードパーティ製のレンズに比べて倍くらいのお値段したりします。

そのお値段を活かして(?)、年度末に購入することで税金対策を行っているカメラマンもいると思います。
(詳細は省きます。)

まぁ設備投資といえば設備投資ですが、そこまでの性能を業務で必要としてない場合も多いと思います。

中小零細企業の社長が儲かった年の年度末になると、社用車として高級車を新調したりするのと同じです。
(最近は減ってしまいましたが…)

このように税金対策とためにGMレンズと持つというのも一つの理由となるかもしれません。

所有欲

この所有欲についてはプロカメラマンだけでなくアマチュアカメラマンも該当すると思います。

みんなの憧れ!超高級レンズ!

このスペック!この質感!

というように持っているだけで所有欲を満たされるという感じで持っている方も多そうです。

ブランドバッグや高級車を持っているのと同じ理由ですね。

あ、僕もこの気持ちはわかりますし、昔は同じようにGMレンズを手に入れましたし、今でも欲しいという気持ちはあります(笑)

必要性がよくわかっていない

このGMレンズの必要性がよくわかっていないというのも結構あるあるではないでしょうか?

GMはすごいレンズという評判や大は小を兼ねる的な考えから、GMレンズが絶対に必要な場面はないのに所有してしまうケースです。

このケースはカメラ始めたばかりの人が、上級者やプロに言われるがままに…ネットで見たままに…という場合が多いです。

これはホントにもったいなのでやめましょう。

教えてくれた人はGMレンズを持つ理由があるのかもしれませんが、少なくとも多くのカメラマン、特にカメラを始めたばかりの人がGMレンズを持つ必要は全くありません。

レンズは資産?

それでもレンズは資産になるから、別にGMレンズ買っても良いんじゃないの?という声もあると思います。

レンズというのは昔は、新規の開発に時間とお金がかかり、あまり新作が出ませんでした。

このようなことから中古市場では値崩れがしにくい、売ったときに買ったときとほぼ同額で買い取ってもらえるので、損失が少ないと言われるようになり、レンズは資産というように言われるようになりました。

ただ、これを裏返すと、新作レンズを買ってもらえないので、レンズメーカーとしては儲からないということになります。
(昭和時代に家電の耐久性を高くしすぎて、家電の買い替えが少なくなり、家電メーカーが衰退したのと同じですね笑)

そこで、最近では短期間では新しいレンズを発売したり、改良版を新規で売り出すというような方法で、消費者の買い替え意欲を促進しています

そして、このように短い期間で新商品が販売されると、中古市場では古い商品はどんどん値崩れしていきます

そうなると、「レンズは資産」という神話は崩れ去ってしまいます

よって、現在ではこの神話を信じてレンズを購入するのはやめた方がよいです。

何より怖いレンズ沼

何よりGMレンズを買うと怖いのはレンズ沼です。

高いレンズを買うとすごく使ってみようとワクワクしますし、レンズを所有することでの満足感に包まれます

しかし、それらは長くても数ヶ月で終わりを迎えます

そうするとまた新しいワクワクや幸福感を求めて、新しいレンズに手を出してしまいます。

さらに困ったことに高いレンズを買うことで金銭感覚が狂ってしまっているので、10万、20万のレンズがなんだか安く感じてしまいます

そうなると新しいレンズの購入に歯止めがかからなくなります。

いやゆるこれが、レンズ沼ですね。

一種の依存症です。
(このレンズ沼にハマると写真が好きなのか、レンズが好きなのかわからなくなってきます。)

レンズ沼に陥ると預金残高が本当に瞬く間に減っていきます

絶対にレンズ沼にだけは嵌らないようにしましょう。笑

買わずに借りる

ではこの高額のGMレンズを買って散財することやレンズ沼に陥らないための対策として出来ることは何でしょうか?

必要なときだけレンタル

それは必要なときだけレンズを1日レンタルすることです。
(もちろん2,3日使うときは2,3日)

買わずにレンズを借りれば、資金の消耗を抑えることが出来ます。

結局カメラやレンズって撮影の1日さえ使えればよくて、他の日は家で置物ですからね…

使う日だけのレンタルで十分ではないでしょうか。

買う前の試し撮り

また、高級レンズをレンタルすることは購入前の試し撮りという意味もあります。

上でも書いたように、レンズをレンタルしてみて、このレンズをずっと使いたいと思った場合や自分が同じレンズばかり繰り返し借りるという場合に初めてそのレンズを買えば良いのです。

レンズ購入時のワクワクって買って届く前からせいぜい半年しか保ちません。

その後、レンズ購入後はそのレンズが好きで常用するか、家で置物になるかの両極端の二択になります。
(大抵後者になります。売却するのももったいないという気持ちがあったり、面倒くさくてそもまま放置ってパターンは結構多いと思います。)

これは高いお金を出して買ったのに本当にもったいないです。

こうならないためにも、是非買う前に一度はレンタルすることをオススメします。

コスパ

でもレンタルするよりも、最初から買ってしまった方が何度でも回数を気にせず使える分、コスパが良くない?と思われる方もいるでしょう。

確かに一つのレンズだけを使い続ける場合は、一回辺りの使用コストは購入した方が低くなります。
(レンタルだと、どうしても一回当たりのコストは高くなります。)

しかし、購入したときの方が、借りるよりもコスパが良くなるのは、買ったレンズを長く使用した場合だけです。

レンズは多くの種類があるので、撮りたい状況によって使いたいレンズが違うはずです。

また、上でも書きましたように、買ったレンズを気に入ってずっと使い続けるかどうかわかりません。

買ってみて実際に使ってみると自分には合わなかったということもあると思います。

そうなると他のレンズを使いたくなり、別のレンズを買ってしまいます。

それらレンズをを全部買うのに比べたら、圧倒的にレンタル料金の方が安いです。

結果として、購入したレンズを長く使うことはなくなり、レンタルの方がコスパが良いということになります。

レンタルでオススメのお店

シェアカメ

シェアカメ」が皆さんが想像されるオーソドックスなカメラやレンズのレンタルのお店です。

借りたい日にすぐに送ってくれて、簡単に返送出来るので便利です。

レンズを借りたことがない方が始めてレンタルをするのに、向いているお店です。

GOOPASS

こちらは今流行りのサブスクです。
(サブスクとはサブスクリプションの略で、月額定額でサービスを受け放題というものです。)

月額制でカメラやレンズを借りて、必要なくなったら返して、また別のレンズを借りられるサービスです。

使いたいレンズだけ手元に置いて、他のものは返却するものなので、家での保管の場所や手間をとりません

自分専用の巨大なカメラ倉庫を持てるサービスといえます。

GMレンズなど高いレンズを買う前に試すという意味ではうってつけのサービスといえます。

まとめ

GMレンズは買わずに借りようというのが結論です。

確かにレンタルは一見してコスパが悪そうに見えます。

しかし、レンズ沼に陥る恐怖や、買ったレンズを使わなくなることを考えるとレンタルのほうが結果としてコスパは良くなります

ぜひ、コスパ重視の方にこそGMレンズはレンタルをしてみて欲しいです。

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