純正バッテリーは高すぎる
カメラのバッテリーって撮影してるとすぐになくなりますよね?
機器を買うと最初に買ったときに付いてくる純正品のバッテリー一つでは全然足りません!
特にアクションカムの場合、バッテリーをよりたくさん使うので、2時間程度しか撮影出来ないことが多いです。
なので、予備のバッテリーは必需品です、
でも予備のバッテリーを買おうと純正品を調べると…
なんと一つ4~5000円!
高すぎます!とてもじゃないですが、バッテリーにこんなに払えません!
互換バッテリーでさえ有名どころは高騰している
ここ数年、互換品で有名な中華メーカーの互換バッテリーでさえ1.5~2倍くらいに価格が高騰してます。
世界中でのリチウム電池の需要増加と原材料の価格高騰の影響でしょう。
それでも、純正品からしたら4分の1とか3分の1とかの価格なので、格安なのは間違いないないのですが…
でもせっかく互換バッテリーを使うからには、より安く欲しいですよね?
だって高い費用払うならば、別に純正品買えば済む話なのですから…
互換バッテリーをネットで探してみる
互換バッテリーを探して検索しても実はアクションカムの型番HDR-AS300/AS300Rと検索していると実はそんなに出て来ません。
HDR-AS300/AS300Rに使われるバッテリーのNP-BX1は型番自体がかなり古く、また本来コンデジ用のバッテリーということもあり、販売者が商品説明欄の対応機種にHDR-AS300/AS300Rと書いていることが少ないのです。
(HDR-AS300/AS300R自体もかなり古い機種のはずですが…笑)
そこでNP-BX1といるバッテリー型番自体で探してみました。
怪しい激安バッテリー買ってみた
ヤフオクでどうみても怪しいバッテリーを買ってみました。笑
値段は送料込みで780円でした。
それにしてもめちゃくちゃ安いですね…
数日後、普通の茶封筒にバッテリーより一回りくらい大きい白い無地の箱に入ったバッテリーが送られてきました。
郵便局のメール便でポストに普通に投函されてました。
やっぱり怪しい…
多分バッテリーは中華製で、販売者も中国人か転売ヤーでしょうね。
レビュー
値段
値段は上記の通り780円です。
ソニー純正のバッテリーが4~5000円することを考えると5~6分の1の値段です。
送料分引けばもっと安いんでしょう。
原価は一体いくらなんでしょうか?
ソニー純正バッテリーが高すぎるのか、このバッテリーが安すぎるのかもうよくわかりません。
純正品との記載事項の違い
電圧
ラベルに書かれている数字を見るとソニー純正品のバッテリーの電圧は3.6Vに対して、こちらの互換バッテリーの電圧は3.7Vです。
ただ、どちらのバッテリーも実測すると通常時3.5V前後しか出ていないので、電圧に関しては純正品とあまり変わらないと言えます。
放電容量
また純正品のラベルには1240mAhと放電容量が書かれていますが、互換バッテリーには1450mAhと書かれています。
(この放電容量は電池などの容量を示す数値と考えて問題ありません)
ということは互換バッテリーの方がバッテリーとしての容量は記載上大きいということになります。
本当でしょうか…?笑
不具合
ソニーのアクションカムHDR-AS300で使ってみたところ特に不具合はありませんでした。
よく互換バッテリーを使うとカメラの電源自体が入らないとか、電源が入ってもバッテリーが未対応という表示が出てカメラが使えないということが口コミでなされていますが、このバッテリーではそんな症状は全くありませんでした。
上記のような症状って多分たまたまハズレを引いたか、あまりにも粗悪品過ぎて、バッテリーの電圧自体が低すぎて機器が起ち上がらないんでしょうね…
これはバッテリーに関しては純正品であろうが互換バッテリーだろうが、起こりうることなんで、もうそこは運頼みしかありません。
今回は僕は運良くそういうハズレには当たりませんでした。
持久力
持久力(実際の電池の保ち時間)についてはよく互換バッテリーは純正品の7~8割くらいしかないというこが書かれています。
僕が実際に使ってみた感想としても、この互換バッテリーは純正品の7~8割くらいの持久力しかないように思えます。
ラベルには上記の通り放電容量が1450mAhと純正品より大きく書いてあるのですが、実際の持久力は純正品より短い7~8割程度です。
多分ラベルの放電容量の記載そもそもが嘘なのか、実際に放電容量はラベル記載通り1450mAhあるが、電流が安定していなくて、放電の効率が著しく悪いんでしょうね。
耐久性
耐久性についてはまだ3ヶ月(5回)程度しか使ってないので、正確なところはまだわからないのですが、特に問題なさそうな感じです。
アクションカムの電源がつかなくなるとか、たまに調子が悪くなって使えないなどというようなことは一切起こっていません。
アクションカムは長時間撮影するのでバッテリーを酷使するのですが、それでも特に不具合は起きてないです。
また電池の外装に凹みなどが出来たり、液漏れが起こるというようなことも全くありません。
経年劣化(充電容量の維持)
これもまだ長期間使ったわけではないので、完全な評価は出来ませんが、アクションカムで長時間利用したり何度も充電を繰り返しても、特に満充電にしても80%までしか充電されないというようなことは起こっていません。
現在でも満充電になると100%まで充電されていると表示されます。
体感でも買った当初に比べて電池の持久力がなくなったなどと感じることもありません。
買った当初と同じくらいの持久力は持っています。
危険性
中華製と言ったら名物とも言える「爆発」と「発火」。笑
でも僕はこのバッテリーでは今のところそういう事故は経験していません。
今後起こるのでしょうか?笑
(まぁ中華製が爆発したというニュースはよくありますけど、あれって中国国内で日本流通品よりさらに安い製品を使った場合に起こっている事故なんですよね…)
ただ、今後起こる可能性も0ではないので、就寝時や外出時に充電することは控えるようにしてます。
(バッテリーの発火ってほぼ充電時に起こるので…)
使い勝手
互換バッテリーのケースが純正品より大きく、機器の電池差込口にバッテリーが入らないという口コミをよく耳にします。
この互換バッテリーの場合、購入時から全くそんなことはありません。
純正品とほぼ同じ大きさなのでスムーズに機器の差込口にバッテリーを入れられます。
また経年劣化でバッテリーが膨らんできて、サイズが大きくなり機器の差込口に入らないということは今のところありません。
まとめ
特に互換バッテリーだからと言ってトラブルやデメリットはありませんでした。
強いて言えば、バッテリーの持久力が純正品の7~8割ほどしかないということですかね。
でもそれも価格を考えれば、全く気にならないレベルです。
バッテリーの容量が欲しければ同じものを何個か変えば良いだけですからね。
どうせ純正品の5分の1もしない価格なんですから。笑
ということで互換バッテリーはコスパ最高と言って間違いないです!
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