【鬼滅の刃】筑後溝口竈門神社が聖地である理由

福岡歳時記
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鬼滅の刃の聖地はどこが本当?

これ以外と知られてないことですが…

実は鬼滅の刃の聖地と考えられている竈門神社は3つあります。

いずれも北部九州にあります。

一つ目は大分の別府の八幡竈門神社

二つ目は福岡の築後溝口竈門神社(❌竈神社→◎竈門神社)。

三つ目も福岡の宝満宮竈門神社

どの神社にも有力な根拠があって、ネット上でも真の聖地の確定のため、白熱の推理合戦が繰り広げられています。

今回は2つ目の筑後溝口竈門神社に行ってみました。

1つ目の八幡竈門神社についてはこちら。

三つ目の太宰府にある宝満宮竈門神社についてはついてはこちら。

筑後溝口竈門(かまど)神社とは?

筑後溝口竈門神社の御祭神は玉依姫命、神功皇后、応神天皇です。

本来の名前は氏神竈門神社と言います。

第67代三条天皇の長和3年(西暦1014年)に溝口城主溝口正重が太宰府の宝満山竈門神社より勧進し、溝口集落西部に神社を作りました。

その後溝口城の馬場である現在の字辻に移されました。

以来900年間の間、溝口竈門神社はこの場所にあり、明治6年3月14日村社に列せられました。

以上のように溝口竈門神社は宝満山竈門神社の末社に当たるものです。

ちなみに神社の正式な名称は「溝口竈門神社」であって「溝口竈神社」ではありません。

アクセス

溝口竈門神社へは車で行くことをおすすめします。

JRだと駅で降りてから公共交通機関がないのでタクシーなのですが、マイナーな神社なのでタクシーの運転手さんが行き方を知らない可能性もあります。

また、神社は田んぼの真ん中にポツンとある感じです。
帰りの足を考えると、参拝の間、運転手さんに待っていてもらうことになると思いますので、ゆっくり参拝出来ませんし、タクシーの料金もかさんでしまいます。

なお、車で行くと九州自動車道に乗って八女インターで降りるとすぐの場所にありますが、田んぼの真ん中にあり土地勘がないとかなり迷うと思います。
僕自身、車で行きましたがかなり迷いました。
(最低限カーナビ、地図が読めることは必須です。)

神社は無人なので、電話・トイレ等はありません。

こんな感じなので、参拝者はほとんどいません。

住所:筑後市溝口1553

交通:九州自動車道 八女ICから車で8分
   JR筑後船小屋駅からタクシーで10分程度(公共交通なし)

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聖地とされる理由

溝口少年

溝口少年

煉獄(煉獄杏寿郎)さんの炭治郎への唐突な「溝口少年」発言は鬼滅の刃読者ならば皆不思議に思ったと思います。

ここからファンの間では、この発言は伏線で聖地は「溝口竈門神社」ではないかという推測が飛び交っているわけです。

ただ、当の炭治郎はこの溝口少年発言を否定しています。

このことから、この発言だけでは「溝口竈門神社」ではなく「宝満宮竈門神社」が聖地であるとも解釈出来て、聖地確定の根拠としては少し弱いかなと思います。

福岡には竈門神社が2つあることから、それを吾峠呼世晴先生の言葉遊びだったとも受け取ることが出来ます。

溝口城跡地

毎年9月に千灯明祭が行われます。

このお祭りでは多くの戦禍に書き込まれた今はなき溝口城が、一夜限りの光の城として、復活します。

鬼滅の刃の無限城のモデルとなった場所は福島県の大川荘という旅館みたいですが、「幻の城」という意味では共通点があるかもしれません。

鬼のお祭り

実は筑後市の溝口竈門神社の近くでは「鬼の修正会(しゅじょうえ)」という火祭り、「盆綱曳き(ぼんつなひき)」という子どもたちが鬼に扮してお盆の供養をするというお祭りが開催されます。

そうです、「鬼」というキーワードが神社の近くにあるんです。

このことから、吾峠呼世晴先生が溝口竈門神社とその周辺から鬼滅の刃の着想を得たということも言えるかもしれません。

拝殿の彫刻

横溝竈門神社拝殿
横溝竈門神社拝殿彫刻

写真の赤枠の中を御覧ください。

神社の拝殿に波の彫刻がなされていることがおわかりになると思います。

そのことから、ファンの間では水の呼吸のときのエフェクトに似ているのではないかと言われています。

(ここが竈門神社であり、火と水は一対のものとして昔からよく捉えられるので彫刻されているのでしょう。)

意外なところに共通点がありますね。

鳥居の名札の形

横溝竈門神社鳥居

中央の竈門神社の名前の名札の形が禰豆子の入っている箱の形に似ているとファンの間では噂になっているようです。

さすがにこの名札の形はどこににでもある形なので、厳しいかな…とは思います。

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参拝

こんな感じで田んぼの真ん中にあります。

高速を降りてからかなり迷います。
(事前に行き方をよく確認することをオススメします。)

いわゆる大きな神社というイメージではなく、地元の神社、氏神さま・土地神さまという感じです。

鳥居をくぐると、木々に囲まれ、静寂な感じがします。

鳥居をくぐると拝殿はすぐです。

こんな感じの無人の小さな拝殿です。

お祭りやイベントなどがない日は拝殿の中には入れません。

この日は実は連休中の祭日ではあったのですが、一組の参拝者としか出会いませんでした。

それくらい神社の境内には誰もいません。

宝満宮竈門神社と同じ様に、手水舎には鬼滅の刃の聖地らしく、鬼滅キャラの絵馬が奉納されています。

皆さん本当に絵が上手いと思います。

御朱印

僕自身、御朱印集めが趣味なので、溝口竈門神社の御朱印の情報を探したり、自治体等に問い合わせてみました。

しかし、溝口竈門神社は無人の小さな神社なので御朱印お守りは授与して頂くことはできません。
御朱印の授与が始まるという噂はありますが、現在のところ実現していません)

ただし、近くの恋木神社で溝口竈門神社の御札絵馬の授与はされています

また、鬼滅の刃に関連したグッズ等は神社にもその周辺にも一切ありません。

(12月6日追記)現在は溝口竈門神社境内で御朱印の授与が始まりました。初穂料(値段)は500円です。

まとめ

以上、溝口竈門神社に行ってみたでした。

個人的には溝口竈門神社は鬼滅の刃の聖地としての可能性は少し弱いかなと感じました。

でものどかで良い神社ですので皆さんも是非実際に行ってみて、聖地がどこか推理してみてください。

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