竈門神社の歴史
宝満山は貝原益軒の「筑前国続風土記」に「この山は、国の中央にありていと高く、造化神秀の集まる所にして、心霊のとどまります地なれはにや、筑紫の国の総鎮守と称す」と書かれています。
古くからこの美しい山は、神聖な場所として福岡の人々に親しまれてきました。
この宝満山で神祭が行われた始まりは、天智天皇の時代に太宰府政庁が現在の都府楼後の地に遷された時に、鬼門に当たる宝満山に太宰府鎮護のための神が祀られました。
その後、673年に心蓮上人がこの山に籠もって修行中に玉依姫命が現れたことにより、朝廷によって竈門神社が創建されました。
これが竈門神社の始まりです。
竈門神社の御祭神は玉依姫命、応神天皇、神功皇后です。
上記でも書きました創建の元となった玉依姫命ですね。
(ちなみに玉依姫命は初代天皇である神武天皇の母親であり、神話上の人物です。)
以上のように、竈門神社は太宰府鎮護のために祀られた経緯から「方除け」「厄除け」「災難消除」の神として信仰されています。
また御祭神が玉依姫命という女性の神様ということから、「縁結び」の神様としても信仰されています。
※神社パンフレット参照
竈門神社へのアクセス
福岡から太宰府まで
(博多駅からの場合、博多駅から地下鉄(どれに乗っても着きます。)で天神駅に行きます。次に地下鉄天神駅から西鉄大牟田線の天神駅へ向かいます。)
西鉄大牟田線(福岡)天神駅から二日市方面行きに乗ります(二日市駅まで15分)。
(二日市は途中駅なので、二日市行きという表示が電車にない場合があるので注意!)
一度階段を登って、反対側のホームに行きます。
それから二日市駅で太宰府行きに乗り換えます。
乗り換えが終わったら、二日市駅から太宰府駅まで5分で行けます。
これで太宰府駅(太宰府天満宮)に到着です。
運賃は片道400円です。
太宰府天満宮から竈門神社まで(コミュニティバス)
太宰府駅(太宰府天満宮)からは歩いても行けますが結構時間もかかりますし、何より経路が複雑なので、今回はコミュニティバスを使った行き方を紹介します。
(コミュニティバスは採算の問題で存続がかかっているみたいなことが、バス停に掲示してあったので、是非乗って下さい。)
駅から見て左手側(参道側ではない!)に道路があります(ローソンが見える方)。
この道路を渡ります。
(駅の目の前にあるバス停は別のバス停なので注意!)
するとバス停があります。
コミュニティバス「まほろば号」(素晴らしい場所という意味。)です。
運賃は全区間100円均一です。
(なお、コミュニティバスは300円で一日フリー乗車券もあります。)
まほろば号に時刻表、利用案内などはここに。
「内山」行きに乗ります。
これに乗って竈門神社は道路の混雑具合にもよりますが、10~15分で着きます。
バスは竈門神社(宝満宮)のすぐ目の前の石段下、駐車場前に停車します。
(終点なので乗り過ごす心配はありません)
また帰りはこの場所にバスが来ます。
太宰府天満宮から竈門神社まで(車)
太宰府天満宮から竈門神社へ車では県道35号線から県道578号線へと進むと10分ほどで到着します。
ポイントは県道35号線から県道578号線へ入るときの道が小さいので、気づかずに県道35号線を直進してしまわないようにすることです。
他はほぼ迷うことなく着きます。
駐車場
竈門神社のすぐ目の前、石段の下に駐車場があります。
この駐車場は有料であり、普通自動車で400円です。
特に時間制限はないみたいです。
無料駐車場について
無料駐車場は竈門神社(宝満山、宝満宮)周辺には残念ながらないようです。
上記有料駐車場をりようされることをおすすめします。
福岡からかかる時間
上記の公共交通機関を利用する場合、自家用車を利用する場合、福岡の中心部の天神からは1時間程度の所要時間をみておけば十分だと思います。
電話番号と住所
〒818-0115 福岡県太宰府市大字内山883
tel:092-922-4106
神社HP
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